Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

サッカー・スペインリーグ優勝決定

 というわけで、昨夜行われたサッカー・スペインリーグでレアル・マドリーが退場者を出しながら残り時間5分で逆転してオサスナに勝利。昨年に続いて連覇を果たしました。しかし、開幕前は昨シーズン優勝したものの優勝監督のカペッロを解任したこともあり、チームを一から作り直さざる終えないということで今シーズンの優勝は無いと思ってました。今シーズンの優勝はラウルとファンニステルローイの両ベテランFWの活躍に負うところが大きかったと思いますが、それ以上に他チームの不振に助けられたところが大きいと思います。
 そういう意味で、レアルの今シーズンの優勝に最も貢献したのはバルセロナかも(^^;)。シーズン前はアンリが加入したこともあり、個人的に優勝候補の1番手に押してたのですが、ロナウジーニョの極度の不振とメッシの度重なるケガ、そのため前線の顔触れが固定できずアンリも最後までフィットせず、↑のようにラウルとファンニステルローイの両FWが好調だったレアルとは好対照だったと思います。
 そのバルサより更に酷かったのはバレンシア。シーズン前半でフローレス監督を解任してPSVからクーマン監督を招聘。しかし、フローレス在任時にはなんとかCL圏内にいたチームもクーマンが就任してからは更に下降線を辿り残留がやっとの順位に。カニサレスらベテラン3人を戦力外にしたり、4−3−3を導入したりやる事なす事すべて裏目。結局シーズン終了をまたずにクーマンも解任。
 また、昨シーズンは最後までレアル・バルサと優勝を争ったセビージャも開幕直後のプエルタの急死、ラモス監督のトットナムからの引き抜き、初のチャンピオンズリーグ参戦による疲労等が重なり優勝戦線に届かず。それでも、初のチャンピオンズリーグ参戦でベスト16進出はまずまずの結果だったかと。
 こういったチームに対し、今シーズン好成績を残して来シーズンの欧州カップ参戦をほぼ確定したのがビジャレアルアトレチコ・マドリー。前者はリケルメ、後者はトーレスといった今までチームの核だった選手を放出しましたが、それがかえってチームの結束を固める結果になったと思います。
 さて、昨夜はイタリアとドイツでも優勝が決まっているかも判らないのですが、まだインテルバイエルンの試合を見れてないので優勝が決まっていたらまた明日取上げたいと思います。