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サッカー・UCL準々決勝

パリ・サンジェルマン2-1アタランタ

 一発勝負でスタートしたUCL準々決勝はいきなり劇的な試合でした。

 パリはケガや出場停止で先発にムバッペ、ディマリア、ヴェラッティらが不在。攻撃型のチーム同士の対戦ということで、立ち上がりから激しい攻防でしたが、25分ごろにパシャリッチのゴールでアタランタ先制。その後はパリがネイマール中心に攻めるものの、フィニッシュが決まらず前半はアタランタ1点リードで折り返す。

 後半もパリが攻勢、ムバッペ、ドラクスラーらを投入するもののゴールが遠い。そのまま刻々と時間は過ぎ、アタランタが逃げ切るか・・・と思ったのですが、追加タイム突入直前にネイマールのパスから伏兵マルキーニョスがゴールを決めて同点。更に追加タイムにはムバッペのパスからやはり途中交代で入ったシュポモティングが逆転ゴール。パリが劇的な勝利でベスト4進出を決めました。

 結果も劇的でしたが、内容も攻撃型のチーム同士の対戦で見ていて面白い試合でした。コロナ禍での中断以降の欧州サッカーの試合は無観客で見ていてイマイチ盛り上がりに欠ける試合が多かったのですが、この試合は久々に見ていて面白い試合でした。アウィゴールのあやがあるホーム&アウェイも面白いですが、一発勝負もやはり面白いですね。パリは最終的には選手層の厚さで勝てた印象。ここ数年の壁だったベスト8を突破して、いよいよ悲願のビッグイヤーも見えてきたと思います。