クロアチア１−１（PK３−２）デンマーク
試合開始わずか1分にロングスローからのヨルゲンセンのゴールでデンマークが先制すれば、その直後にマンジュキッチのゴールでクロアチアが同点。これはこの試合は打ち合になるかと思ったのですが、その後は膠着状態に入り↓の試合と同じような展開。そして、同じように１−１で延長戦に。延長戦はややデンマークが押し気味ながらゴールは奪えず、逆に後半１０分ごろにモドリッチの必殺のスルーパスからクロアチアがPKをゲット。これで試合は決まりと思ったのですが、このPKはデンマークGKシュマイケルがストップ。結局試合は２試合連続のPK戦に突入。PK戦では再びシュマイケルが２本止めたものの、クロアチアGKスパチッチは３本ストップ。クロアチアがベスト８進出を決めました。
グループリーグでの戦いぶりからしたらクロアチアが圧倒的有利の予想でしたが、内容は全く互角、いやむしろデンマークのほうがやや優勢な印象でした。PK戦は両GKが計５本ストップという、W杯史上に残る死闘だったと思います。
ロシア１−１（PK４−３）スペイン
開催国ｖｓ優勝候補の一角の対戦。試合はやはり立ち上がりから地力に勝るスペインが押し気味で、１０分ごろにロシアのオウンゴールで先制。これはスペインの大勝もあるかと思ったのですが、その後も押しながらもなかなか追加点を奪えない。逆に前半終了５分前くらいにロシアがPKをゲット。これをジュバが決めて１−１の同点。
後半も終始スペインが押しながらも、なかなか追加点を奪えない。遂に後半は０−０、トータル１−１で今大会初の延長戦に。延長戦も同じような流れで両チームともゴールを奪えず、勝負はPK戦に。このPK戦はロシアGKアキンフェフが２本ストップ。開催国ロシアが勝利、ベスト８進出を決めました。
内容は圧倒的にスペインでしたが、結局１２０分通じて相手のオウンゴールでした点を取れなかった。スペインの決定力不足、というよりもホームの大声援がロシアの力になり、最後まで守り切ってPK戦に勝利した印象でした。
