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サッカー・W杯準々決勝

クロアチア2−2(PK4-3)ロシア
 いやほんと、またも「死闘」としか言えないような試合でした。
 開催国ロシアvsダークホース筆頭クロアチアの対戦。当然ロシアがボールを持つと大声援、クロアチアが持つと大ブーイング。試合が動いたのは前半終了間際、クラリッチのヘッドでクロアチア先制。クロアチア1点リードで折り返した後半はロシアが猛攻、今大会好調のチェリシェフがスーパーなミドルシュートを決めて同点。試合は1−1のまま延長に。
 延長前半はクロアチアペースとなり、10分ごろにジュバのゴールで追加点。「やはりクロアチアのほうが地力は上か・・」と思ったのですが、後半10分ごろに途中交代で入ったジャゴエフのFKをフェルナンドが決めて同点、勝負の行方はPK戦に。クロアチアGKスパチッチは試合中負傷したようだったので、ロシアが有利かと思ったのですが、クロアチアが1人失敗ロシアが2人失敗。クロアチアが死闘を制してベスト4進出を決めました。
 クロアチア、ロシアとも2戦連続のPK戦PK戦は運の要素もありますが、運も実力のうち。大会前は「最弱の開催国」などと言われていたロシアですが、十分開催国の責務は果たしたと思います。逆にこれ以上勝ち進むと、お国柄ゆえ「Oーピング」が疑われそうだし(^^;)。逆にクロアチアは連戦のためかエースのモドリッチがここまでの試合ほど目立たなかった印象。2試合連続でPK戦ということもあり、かなり疲労もたまっているだろし準決勝のイングランド戦はかなり厳しくなりそう。
イングランド2−0スウェーデン
 戦前は「塩試合」になるんじゃないかと言われた(^^;)このカード。立ち上がりはやはり、両チームなかなか決定機を掴めない展開。しかし、30分ごろにセットプレイからマグワイアのヘッドでイングランド先制。今大会のマグワイアはとにかく空中戦に強い。イングランド1−0で折り返した後半、スウェーデンが反撃に出るものの、13分ごろにアリのヘッドでイングランドが追加点。その後もスウェーデンが反撃に出るものの、イングランドGKピックフォードの再三のファインセーブに阻まれる。結局イングランドが2−0で逃げ切りベスト4進出を決めました。
 空中戦に強いイメージのスウェーデンが、イングランドに空中戦から2点取られるという意外な結果。それ以上にイングランドはピックフォードの再三のファインセーブが目立ちました。大会前にハートから正GKの座を奪った彼ですが、まだ24歳と若く、シーマン以降10年以上不在だったイングランドの「頼れる守護神」がようやく出現したかも。