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サッカー・セリエA&リーガエスパニョーラ優勝決定

 というわけで、日本時間の昨夜から今朝にかけてイタリア&スペインリーグの優勝が決定。
 まず、セリエAブンデスバイエルンの5連覇をしのぐユベントスの6連覇。今シーズンのユーベはナポリから引き抜いたイグアインが問題なくフィット。成長著しいディバラとのアルゼンチンコンビの破壊力はセリエA随一。それにプラスしてブッフォンを軸にしたリーグ1の堅守で、まさに隙のない布陣でした。
 しかし、2位以下は変動のあったブンデスに対し、セリエAは相変わらず2,3位はナポリとローマが定位置。この2チームがUCL出場権を獲得し、それ以外のチームがUEL出場権を争うのがここ数年のセリエAのパターンで、正直やや面白みの欠けるリーグになっていると思います。
 日本人としてはやはり本田所属のミラン、長友所属のインテルの動向に注目してましたが、相変わらず両チームともUEL出場権を取れるかどうかというポジション。本田は今シーズンほとんど出番なく、このオフの移籍が確定的。長友は試合に出たり出なかったりでしたが、やはり移籍の噂が絶えない。来シーズンのセリエAは日本人プレーヤーがゼロになる可能性も高そうです。
 トップチームが独走して早めに優勝チームが確定したブンデス、プレミア、セリエAに対してリーガエスパニョーラは最終節までレアルとバルサのマッチレース。そして、最終節も両チームが勝利したものの、レアルが逃げ切って5シーズンぶりの優勝を決めました。
 スペインリーグはレアルとバルサが近年優勝を分け合っていた印象なので、5シーズンぶりの優勝というのは意外。1位レアルとバルサの勝ち点差は3、つまり1勝差で本当に紙一重の優勝。勝ち点差に見るように両チームともほとんど差が無かった印象ですが、僅かながらレアルのほうが守備が安定していた印象はありました。
 ただ、バルサ、レアルの両チーム以外のチームが優勝争いに絡まなかったのは物足らなかったところ。数シーズン前には優勝し、近年は優勝争いに絡んでいたアトレチコ・マドリーも今シーズンは3位が定位置。まあ、戦力差を思えば止むおえないところはありますが。あと、最終節のバルサ戦で2ゴールをあげ、シーズン通してエイバルでレギュラーの地位を確保した乾は高く評価していいし、日本代表にもぜひ呼んでほしいと思います。