ドイツとともに、今週末はイタリアリーグも開幕。しかし、盛り上がりが期待されるブンデスに比べ、セリエAは例年以上に盛り上がりに欠けるシーズンになりそう(^^;)。
その原因の第1ははやはりイタリアの経済不況。このシーズンオフにはミランからPSGにイブラヒモビッチ&チアゴ・シウバが移籍したように、イタリアを離れるビッグネームはいても、イタリアにやってくるビッグネームは皆無。更にはここ数年繰り返される八百長疑惑とティフォージ(サポーター)による暴力行為で、スタジアムには閑古鳥が鳴いているケースが多い。
昨年優勝のユベントスも監督のコンテが過去に他のチームで八百長に関わっていたということで実質今シーズンはベンチ入り禁止。練習などには参加できるようですが、チームがまとまるとは思えない。ミランは↑に書いた2人だけでなく、ネスタ、インザーキといったベテランはじめ、カッサーノまで放出し、戦力は大幅ダウン。インテルもそのカッサーノやバンダノビッチらを獲得したもののセリエAを連覇した頃に比べるとチームは小粒に。
そういうわけで、今シーズンのセリエAは「優勝争い」という面ではローマ、ナポリ、ウディネーゼといった中堅どころも可能性もあって面白いかも。その代わり、UCL&UELといった欧州の舞台では早期に全滅の可能性も高いと思いますが(^^;)。