今週末より欧州主要リーグの最後のひとつ、イタリア・セリエＡが開幕。しかし、近年のセリエＡはＵＥＦＡランキングでドイツに続いてポルトガルにも抜かれて現在５位。現在の欧州サッカーの「３大リーグ」「強豪リーグ」はスペイン・イングランド・ドイツの各リーグであり、セリエＡはイタリアの経済状況が良くならない限り当分はポルトガル、フランス、ロシア、オランダリーグあたりとともに「中堅どころのリーグ」というポジションが続きそうです。
しかし、優勝争いは今シーズンは面白くなりそう。昨シーズンまで盤石の強さで３連覇を果たしたユベントスが監督のコンテが突然の退任（そしてイタリア代表監督に就任）。新たに元ミラン監督のアレッグリが就任したものの、今後どうなるか未確定要素が多い。昨シーズン好調だったローマ、ナポリにもスクデッドのチャンスは十分あると思います。
そして、日本人としてはやはり長友所属のインテル、本田所属のミランの動向も気になるところ。かつてはセリエＡだけでなく、ＵＣＬも制した両チームですが、現在のチーム力を思えば今シーズンはＵＣＬ出場権獲得の３位以内が現実的な目標。それでも、今シーズンこそはなんとしても「ミラノダービーでの日本人対決」を実現させてほしいです。
