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サッカーW杯有力国考察(6)オランダ

 前大会はまさかの予選落ちしたオランダ。今回は予選でチェコと同組になったものの余裕で予選突破。
 オランダといえばイタリアとは対照的に攻撃的なサッカーが伝統ですが。今回もファンニステルローイをトップとして、ロッペン、カイトが支えるFW陣は破壊力満点。マカーイクライファート、ファンホーイドンクらが召集されない(確か)くらいの層の厚さ。また、オランダは従来人種的なこともありチームの内紛が絶えないところがあったのですが、その点もファンバステンというカリスマ性の高い監督が就任して現在は問題無し。
 逆に不安点をあげると、ドイツ同様守備陣が経験不足ということでしょうか。左SBのファンブロンクホルスト以外は若手ばかりで経験値が低い。その点がアルゼンチンを筆頭とした「死のグループ」に組み込まれた今回、やや不安かと。
もっともオランダは伝統的に「3点取られても4点取る」ようなサッカーをモットーとしているので、多少守備には目をつぶっても攻撃的サッカーを貫いてほしいと思います。特に’94年大会、’98年大会で好勝負を演じたブラジルとの再戦を期待したいですね。世界広しといえどもブラジル相手に真正面から打ち合いを挑めるのはオランダくらいなので。