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サッカー・W杯ファイナルプレビュー(後)

 今大会の日本代表ですが、大会直前の監督交代やベテラン重視のメンバー選考もあり、正直前評判は最悪(^^;)。客観的に見れば3連敗か1分け2敗でグループリーグ敗退が妥当。しかし、過去前評判が高かったドイツ大会やブラジル大会はグループ1分け2敗の惨敗。それに引き換え、今回同様に前評判の悪かった南アフリカ大会はグループリーグ突破。しかも、大会直前にシステム変更というのも南アフリカ大会前と共通している。そういう意味で、グループリーグ突破の可能性はゼロではないと思います。
 西野ジャパンはまだ2試合しか戦ってませんが、予想されるフォーメーションが3バックか4バックか定まってない。グループリーグで戦う相手はすべて格上だし、前回大会で「自分たちのサッカー」で正攻法で挑んで玉砕したことを思えば、個人的には5バックに近い3バックが正解だと思います。
 守備的なサッカーを批判する人は多いですが、正直弱者が強者に勝つには「ドン引きワンチャンサッカー」が1番可能性が高い。西野監督アトランタ五輪でブラジルを破ったのも、まさにこの「ドン引きワンチャンサッカー」だったし。「面白いサッカーをして負ける」と「つまらないサッカーをして勝つ」のどちらが正解かは人によると思いますが、個人的には日本の世界における立ち位置を思えば後者がベターだと思います。
 あと、サッカーライターの北条聡さんがグループリーグが決まった時にに「大事なのは初戦を落としても落ち込まないこと」とコメントしてましたが、私も同感。データー的には初戦を落とすとグループリーグ突破の可能性はかなり低くなりますが、前回大会でも同じグループで初戦を落としたギリシャが突破したように、可能性がゼロになるわけではないですから。
 希望的観測を言えば、初戦のコロンビア戦、2戦目のセネガル戦はとにかくドン引きで勝ち点1、あわよくば勝ち点3を狙う。そして、最終戦ポーランド戦はその時点での各チームの勝ち点によりますが、勝ち点1でよければドン引きし、勝ち点3が必要なら玉砕覚悟で攻める。そして、最終的に勝ち点5か4でグループリーグ突破できればと思います。