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スフィアリーグの課題・その1

 先月にスフィアリーグの第2節が開催されて既にだいぶ経ちますが、ネット上ではいまだに色々と話題になってます。個人的に今までの2節を振り返るとスフィアリーグにいくつかの課題が改めて見えてきました。
 そのひとつは今までも何度かこのブログでも取り上げてきた「傭兵」(サッカー・フットサル経験者でチーム加入以前にタレント活動が無い娘)問題。第1節では山口百恵ちゃんを擁するASAI RED ROSEが準優勝、第2節では宇津木めぐみちゃんを擁するTEAMdreamが準優勝と、突出した能力を持つ傭兵の所属するチームが優勝まであと一息のところまできました。一応、現在のスフィアリーグでは各チーム傭兵は1人まで認められてますが、こういう傾向が続くと各チームが今後もより強力な傭兵をチームに加入させる可能性もあり、そうなるといわゆる「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」状態になる危険性があります。現に第2節では百恵ちゃんがめぐみちゃんに抑えられて、ASAIはTEAMdreamに敗れてますし。そして、試合において傭兵の活躍ばかりが目立つようになり、肝心のアイドルたちの存在感が薄れてくると、やがてはスフィアリーグの存在意義そのものが揺らいでくると思います。
 本来は、傭兵以外のプレーヤーがトレーニングを重ねることによって傭兵のレベルまでプレイの質をアップさせるのが理想です。元々傭兵の加入が認められているのは全体のレベルアップが目的のはずですから。しかし、タレント活動と平行してのトレーニングでは限度があると思うし、現在のめぐみやちゃんらのレベルを思うと、そう簡単に追いつけるレベルでは無い。先日の第2節でのめぐみちゃんのプレイを見ても、まだまだ抑えている感がったし。「まず守備」という指示があったのかも判りませんが、攻撃に専念してたらどの試合も1人で5,6点は取れてたはず。
 だからと言って、今更傭兵の加入を禁止するわけにはいかないでしょうね。第一「傭兵」の定義も難しい。なにかひとつ、ふたつでも仕事をさせれば「タレント」と言い張ることもできるし。今のところ短期的な解決策は見つからないですね。傭兵の能力のエスカレーションと、スフィアリーグのプレーヤー全体のレベルアップの競争ということになるかと思います。