Dreamzone

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2006年のアイドル界を振り返る(5)フットサル編

 今年のアイドルフットサル界はイコールスフィアリーグと言って良いかと。昨年12月にスタートしたスフィアリーグは無事11月にファイナルステージを迎え、この1年のアイドルフットサルの軸となりました。
 昨年スフィアリーグがスタートした当初は、先行してフットサルを始めていたガッタスカレッツァが2強という形でした。その通りに1stステージはカレッツァ、2ndステージはガッタスが優勝。しかし、1年間の間に他のチームも順調に力をつけ、3rd・4thはTEAMdreamが、5thはFANTASISTAが、そしてファイナルステージはXANADUが優勝。そして年間王者はTEAMdream.。来年度は群雄割拠の戦国時代という形となるのは間違いないところ。
 しかし、同時に問題点もいくつか。その最大のものはやはり今まで何度も取り上げた「傭兵」問題。上記のように年間王者はTEAMdreamですが、その結果も「宇津木めぐみ」というケタ違いの能力を持つ傭兵の力によるところが大きかったのは否定できないところ。幸い、その後各チームの「傭兵のエスカレート」という状況にはならなかったものの、来年に向けて新たな傭兵を加入させるチームが登場しないとも言い切れない。しかし、これも何度も書いたように「傭兵」の線引きというのは難しいのですが・・・。
 もうひとつの問題は、2度まで予定された大阪での開催が流れたように、観客動員での苦戦。ラスト2ステージが開催された有明コロシアムもかなり空席が目立ったし。現在のスフィアリーグの観客は、正直言って9割はガッタスハロプロファン。今後はガッタス以外のチームがどれだけ自分たちのファンを増やして会場に連れてこれるか、そしてアイドルやフットサルにあまり興味無い(知らない)人をどれだけ会場に連れてこれるか。そのあたりが、来年のスフイアリーグの最大の課題となると思います。そのため、1番てっとりのは早い各チームを抱える事務所がもっと知名度のあるタレントをチームに加入させることですが、それも現状を思えば難しいところ。なんとか、来年こそは大阪での大会開催を実現してほしいですが。
 ただ、まだ来年度のスフィアリーグに関しては確定してない事も多いです。新規参入はTEAMGoodは確実として、表参道BEAUTYや他のチームもあるのかどうか。逆に撤退するチームもあるのか。また、先日新たに結成されたTEAM SPAZIO里田まいさんのチームがどう絡んでくるか。ともあれ、来年はアイドルフットサルのより一層の盛り上がりを期待したいです。