今シーズンのドイツリーグは最終節に2位だったバイエルン・ミュンヘンが、1位だったドルトムントを追い抜き劇的な優勝を決定。11連覇の偉業を達成しました。近年のブンデスリーガはバイエルンが独走して4月(下手したら3月)に優勝決定というケースが多かったので、優勝争いは面白いシーズンでした。
しかし、今シーズンはシーズン前にバイエルンはレヴァンドフスキー、ドルトムントはハーランド、どちらもエースが移籍し、その穴を埋められず。まあ、この2人に匹敵するストライカーはいま世界にはほとんどいないのですが。更にバイエルンはシーズン途中で監督のナーゲルスマンを解任。正直、ややレベルの低い優勝争いだった感もあります。
この2チームとともに来シーズンのUCL出場権を獲得したのはライプツィヒとウニオン・ベルリン。近年UCL常連のライプツィヒはともかく、ビッグネーム不在のウニオンの躍進は驚き。
そして、ブンデスリーガといえば日本人選手の所属するチームが多いのですが、ほとんどが残念な結果に。もっとも好調だった堂安所属のフライブルグは惜しくもUCL出場権を獲得できず、来シーズンもELに。吉田ら所属のシャルケはなたも2部落ち。遠藤ら所属のシュツットガルドは入れ替え戦行きとなりました。