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カタールW杯・日本代表総括

 昨夜行われたクロアチア戦で日本代表はPK戦で敗退。目標のベスト8進出は成りませんでした。しかし、グループリーグ組み分けが発表された時は私を含めてほとんどの人がグループリーグ敗退を予想してたはず。しかし、ドイツ、スペインの優勝経験国に勝利、前回準優勝のクロアチアに引き分け(記録上)。コスタリカ戦の敗退はありましたが、過去のW杯でも最高の結果・内容だったと思います。

 しかし、今回もベスト8に進めなかったのは事実。過去4回の決勝トーナメント1回戦の結果は1点差負け(トルコ)、PK負け(パラグアイ)、1点差負け(ベルギー)、そして今回PK負け。すべて惜敗。しかし、この「ベスト8の壁」はとてつもなく高い。かつて日本代表がW杯出場できなかった時代は「アジアの壁」という言葉がよく使われましたが、いまや死語。今大会でも吉田、板倉、冨安らの守備、三苫、堂安、浅野らのスピードが世界に通用することは十分証明できた。この「ベスト8の壁」という言葉が早く死語になることを願ってます。

 最後にネットで論議になっている「PK下手」という件ですが、少なくとも「(クロアチアに比べて)PK下手」だったのは事実。かつてPK戦は「運次第」と言われてましたが、現在ではデーター、テクニック、そしてメンタルを含めた高度な戦いであるというのが定説になってます。無論、PK戦になる前に勝負をつけるに越したことは無いのですが、トーナメントで上位に進むためには今後PK戦対策というのも重要になってくると思います。