イタリア１－１（PK4-2）スペイン
今大会もいよいよ準決勝。試合はやはりスペインがボールをキープして攻め、イタリアがカウンターを狙う展開。前半は両チームとも決定機は掴めななかったものの、後半15分ごろにイタリアがカウンターからキエーザのゴールで先制。まるで前回W杯のベルギーｖｓ日本戦の決勝ゴールを思わせるような見事なカウンターでした。1点リードされたスペインは、ベンチスタートだったモラタを投入しさらに攻勢に。そして、残り時間10分くらいのところでそのモラタが値千金の同点ゴール。
試合は１－１のまま延長戦に。スペインは実に3試合連続の延長戦。しかし、両チームとも毛l定期は掴めず勝負はPK戦に。PK戦はスペインが2人失敗し、イタリアが勝利。決勝進出を決めました。
試合展開は予想通りでしたが、やはりスペインには決定力不足を感じました。5点取った試合もあったとはいえ、3試合連続延長戦というのはゴールを決めきれない証拠。一方のイタリアも決勝トーナメント3試合中2試合が延長戦で、紙一重の勝利が続きますが、逆にそこがイタリアらしいなと思います。今のイタリアはかつてのバッジオ、デルピエーロ、トッティのような「絶対的エース」はいませんが、チーム全体のバランスは今大会の出場国の中でもNO.1だと思います。
