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サッカー・W杯

スペイン1−0ポルトガル
 欧州の強豪同士の対決となったこの一戦。試合はやはりがっぷり四つの様相でなかなか動かない。試合がようやく動いたのは後半15分過ぎ。ビジャのゴールでスペインが先制。このゴールが決勝点となり、スペインがベスト8進出を決めました。
 敗れたポルトガルですが、この試合の失点が今大会初の失点だったものの、得点も北朝鮮戦で上げた7点だけ。ブラジル、コートジボワール、スペインといった強豪からは1点も取れず、これがやはり敗退の最大の原因。ロナウド北朝鮮戦で1ゴールはあげたものの、大きなインパクトは与えられませんでしたね。一方、勝ったスペインですが大会前の予想からしたら内容はイマイチ。ケガ明けのトーレスイニエスタらの不振もありますが、とりわけシャビの不振が大きい。2年前のユーロでの輝きや、バルサでの輝きが全く感じられない。また、システム的にもユーロでは2列目にシャビ、イニエスタ、シルバ、セスクとゲームメーカータイプの選手を3,4人並べるシステムで圧倒的なボールポゼッションを果たしてましたが、今大会は2トップ、2ボランチのシステムでゲームメーカータイプはシャビとイニエスタの2人だけ。この2人の不振がチーム自体の不振の最大の原因だと思います。次の相手は堅守のパラグアイということで、また苦戦は必至かと。
パラグアイ0−0(PK5-3)日本
 日本代表、PK戦で無念の敗戦!ベスト8進出はなりませんでした。
 試合は「堅守速攻」型の両チームの対戦らしく、なかなかどちらも決定機を掴めない。後半に入ると地力に勝るパラグアイがやや押し気味になり、日本は岡崎、中村憲らを投入するものの流れは変わらず。結局両チームとも無得点のまま延長戦突入。延長戦でもやはり流れは変わらず両チーム無得点でPK戦突入。日本は3人目の駒野が失敗し、全員成功させたパラグアイが勝利しベスト8進出を決めました。
 日本が勝つとしたら1−1か0−0でのPK戦だと思っていたのでこの結果はやはり残念。ただ、もちろん大会前の予想を大きく覆して決勝トーナメントに進出した日本代表はどれだけ賞賛しても足りないと思います。今大会の日本代表への総括は、また日を改めて書きたいと思います。