準決勝からウェンブリーで開催ということで、当然試合はホームの大声援を受けたイングランドが立ち上がりから攻勢。しかし、意外にも先制はデンマーク。30分ごろにデムスゴーのFKが直接ゴール。イングランドは今大会初失点。失点後もイングランドの攻勢は続き、40分ごろにデンマークのオウンゴールで同点に。
その後もイングランドが終始押し気味なものの、両チームとも決定機は掴めず、準決勝は2試合連続の延長戦に。延長戦はさらにイングランドペースとなり、前半終了間際にスターリングがPKをゲット。ただ、VTRを見る限りはPKではないように見えましたが。これをケインが一旦はシュマイケルに弾かれたものの、こぼれ球を押し込んでゴール。これが決勝点となり、イングランドが意外にも初の決勝進出を決めました。
PKのジャッジに関しては禍根を残しそうですね。試合の内容そのものはイングランドだったのですが。敗れたとはいえ、デンマークは初戦の「エリクセンショック」から立ち直ってよくベスト4まで進めたと思います。
これで、決勝はイタリアvsイングランドの強豪対決。意外と両国が過去ユーロやW杯で対戦したのを見た記憶がないですね。両チームとも準決勝は延長戦を戦いましたが,1日休みの多いイタリアが体力面ではやや有利か。なんとなく塩試合になりそうな予感もしますが(^^;)、そんな予感を裏切るような熱戦を期待したいです。