UCL決勝に先立って行われた、もうひとつの欧州カップ決勝。こちらもイングランド勢同士の顔合わせ。
試合立ち上がりは、この試合に勝利すれば来シーズンのUCL出場権を得るアーセナルが攻勢。しかし、ゴールを割ることができず、30分ごろからチェルシーも押し返し互角の展開に。
前半はスコアレスで折りかした後半、立ちあがり僅か3分ごろにジルーのヘッドが決まりチェルシー先制。これで試合は一気にチェルシーペースに。15分ごろにペドロが追加点を決めれば、その直後にアザールがPKを決めて3点差となりほぼ勝負あり。その後は両チームとも1点ずつ加え、試合はチェルシーが４－１で勝利しヨーロッパリーグを制しました。
終わってみれば、プレミアリーグの最終順位の差（チェルシー3位、アーセナル５位）通りの結果となった印象。アーセナルは昨シーズンで長期政権を築いたベンゲルが退任し、その後を継いだエメリは思ったほど悪くは無かったものの結局来シーズンのUCL出場権は得れず。なんというか、ベンゲル政権末期からアーセナルの選手にはいまいち躍動感というか、活気に欠ける印象があります（特にエジル）。一方のチェルシーもサッリが監督に就任して1年目でUCL出場権獲得＆UEL制覇というのはまずまずの結果。ただ、そのサッリも今のところ退任の噂があり、エースのアザールもレアル・マドリー移籍濃厚で、来シーズンのチェルシーも不安要素が今のところ多いです。
