日本時間の今朝行われた試合で首位ユベントスが勝利。前人未到の９連覇（！）を達成しました。
ただ、ドイツで８連覇したバイエルン・ミュンヘン同様、今シーズンのユーべもかなり苦しんだうえでの優勝という印象。今シーズンからナポリ等で実績のあるサッリが監督に就任しましたが、サッリの戦術が十分浸透しきれなかった印象。それでも、ロナウド、ディバラら「個の力」で勝ち取った優勝という印象ですね。
むしろ、他のチームがユーべ以上に苦しんでいた。シーズン前にはコンテが監督に就任、ルカク、サンチェスら大型補強をしたインテルに期待していたのですが、UCL出場権は確保したものの優勝争いにはほとんど絡まず。数年前まではユーべに次いで２位を争っていたナポリ、ローマは完全にチームが下り坂でＵＥＬ出場権獲得が精いっぱい（それでもナポリはカップ戦は優勝しましたが）。一方、今シーズンもＵＣＬ出場権を獲得したアタランタ、そしてエースのインモービレが得点を量産して、やはりＵＣＬ出場権を獲得したラツイオは健闘したと思います。
日本人としては、シーズン前にボローニャに冨安が、シーズン途中にサンプドリアに吉田が加入し、２人ともほぼレギュラーとして出場。「守備の国」というイメージが強いイタリアで、日本人ＣＢが２人も活躍している（冨安はほぼＳＢとしての起用でしたが）のは感慨深いです。
