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女子サッカー・アルガルベ杯

日本1−0中国
 5位決定戦となったなでしこジャパン今大会最後の試合。この試合の先発メンバーは大儀見、熊谷以外はほとんど控えメンバーで、佐々木監督は再び新戦力のテストを主眼に置いた印象。それでも、試合は日本が押し気味に進めながらなかなか決定機は掴めず。そして、前半終了間際に高瀬、後半に陽子&美南のW田中を投入、試合は更に日本ペースに。そして、20分過ぎにFKからのボールを大儀見が押し込んで日本先制。その後も終始日本ペースのまま試合は進み、1−0のまま試合終了。日本は5位で大会を終えました。
 大会を振り返ると、新戦力の発掘が最大のテーマだった今大会ですが、正直感じたのは澤、宮間、阪口、大野ら不在の選手の存在の大きさ。特に中盤はボールの収めどころ、出しどころ、どちらも不在の印象でした。U−20であれだけの輝きを見せた田中陽子もまったく見せ場は無し。新戦力で合格点をあげてもいいのは、前にも名前を上げた「アニー」こと加戸くらいでしょうか。無論、今大会は連覇を目指す3年後のW杯への最初のステップにすぎないし、今大会が初召集選手たちのいい経験になれば決して無駄ではないのですが。