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サッカー・欧州選手権

スペイン4−0アイルランド
 前の試合はゼロトップのスペインでしたが、この試合は先発にトーレスを起用。そして、そのトーレスが試合開始僅か4分に先制ゴール。その後もスペインが一方的にボールをキープして攻め、ますでバルセロナの試合を見るよう。前半こそ追加点を奪えなかったスペインですが、後半開始またも4分にシルバが相手DF3人の間を抜く技ありのゴールで2点目。更には25分にはトーレスが全盛期のプレイを思わせる見事な飛び出しからゴール。これで試合はほぼ決まり。トーレスに代わって入ったセスクがサイドネットを矢のように突き刺すゴールを決めてとどめの4点目。スペインが4−0で快勝。
 正直、今大会1番のワンサイドゲームでした。これでアイルランドはグループリーグ敗退国第1号。スペインは今大会ビジャが不在で決定力不足が懸念されてましたが、トーレスの復活でそれも解消。改めて優勝候補最右翼に躍り出た感があります。もっとも、そんなスペインもまだグループリーグ敗退の可能性が残っているのが欧州選手権の奥深いところですが。
イタリア1−1クロアチア
 この試合もイタリアのシステムは3バック。そのイタリアが試合を押し気味に進めるもののなかなかゴールは奪えない。しかし、前半40分にピルロのスーパーなFKが直接決まってイタリアがようやく先制。ニアのスペースを抜いた見事なFKで、間違いなく今大会の現時点のベストゴール。後半は一転してクロアチアが押し気味。イタリアの堅守をなかなか崩せなかったものの、25分にエースのマンジュビッチが2試合連続のゴールを決めて同点。その後は両チームとも決定機は無く、1−1のドローで試合終了。
 イタリアは、これで2試合続けてのドロー。内容は悪くないものの、カッサーノ、バロデッリの両エースがノーゴールなのが不振の原因。逆に言えば、この2人が目を覚ませば、イタリアの快進撃も十分可能なんですが。