Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

イタリア2−0アイルランド

 既にグループリーグ敗退の決まっているアイルランド。しかし、逆に失うものが無い強みか試合開始から意外にもアイルランド攻勢。5分くらいからようやく試合も落ち着き一進一退の攻防から、35分にカッサーノのヘッドでイタリア先制。後半も同じような流れで、両チームともなかなか決定機を掴めない。しかし、試合終了直前にアイルランドが退場者を出すとその直後に途中交代で入ったバロデッリがスーパーなボレーシュートを決めてイタリアが2点目。試合はイタリアが勝利し、グループリーグ突破決定。
 正直、今大会のイタリアにはあまり期待して無かったのですが、伝統の「しぶとさ」は相変わらずという印象。しかし、イタリアといい、スペインといい、ギリシャといい、国の経済が危機のチームが「国民のため」というモチベーションがあるのか好調ですね。
スペイン1−0クロアチア
 試合前はスペイン圧倒的有利の予想でしたが、前半はスペインが押しながらも決定機はつかめず両チーム無得点。後半に入るとむしろクロアチアのほうがチャンスを掴むものの、カシージャスの再三のファインセーブでゴールを割る事が出来ない。そんな流れでスペインのデルボスケ監督は先発のトーレスを下げてナバスを投入、初戦同様ゼロトップに。しかし、相変わらず決定機は掴めず「やはりゼロトップは・・・」と思っていたら、残り時間3分のところでそのナバスが先制ゴールでデルボスケ采配的中。これが決勝点となり、スペインがグループリーグ突破を決めました。
 優勝候補筆頭のスペインですが、グループリーグは大勝したアイルランド戦以外はかなり苦戦した印象。正直、今日の試合は功を奏したもののゼロトップが有効とはあまり思えないし、なぜジョレンテを起用しないのか判らない。一方、グループリーグ敗退となったクロアチアでしたが、モドリッチ、マンジュビッチらのプレイはここで消えるのは勿体ない素晴らしいものでした。