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サッカー・W杯

ポルトガル7−0北朝鮮
 両者の実力の差は当然ですが、正直ここまでの点差がつくとは思いませんでしたね。激しい雨の中開始したこの試合。当然試合はポルトガルペースで進み、なかなかゴールを割れなかったものの30分にメイレイデスが先制ゴール。ポルトガルの1−0リードで折り返した後半は、完全にポルトガルのワンマンショー。立ち上がりにシモンのゴールが決まれば、その後も次々とゴールが決まり、後半だけで6点。トータル7−0でポルトガルの圧勝。エースのロナウドもようやくゴール。ポルトガルからしたら「100点満点」の試合でした。
ブラジル3−1コートジボワール
 南米とアフリカの強豪同士のグループリーグ屈指の好カード。立ち上がりはややコートジボワールが押し気味なものの、すぐにブラジルのペースとなり25分にカカのパスからファビアーノが先制点。その後も終始ブラジルが押し気味で、後半立ち上がりにもファビアーノが2点目、そしてエラーノが3点目のゴール。これでコートジボワールは集中が切れたのか、ラフプレーが増える。ドログバが1点を返すものの、反撃もそこまで。ブラジルが2連勝で、決勝トーナメント進出決定。
 予想以上に両チームには力の差がありましたね。3点取られて集中が切れた姿には「アフリカサッカーの限界」を見た気がしました。また、この試合カカが2枚のイエローカードで退場になりましたが、2枚目は明らかにミスジャッジ。次の試合が消化試合になったのが不幸中の幸いでしたが、解説のセルジオ越後氏も言ってましたが、次の試合でカカが出れなくて1番得するのはコートジボワールの当面のライバルであるポルトガルかと(^^;)。ともあれ、↓に書いたように欧州勢の不振に比べ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイウルグアイといった南米勢は好調ですね。
イタリア1−1ニュージーランド
 イタリアはこの試合先発メンバーブッフォンピルロの攻守の要の名前は無し。それでも実力差を思えばイタリアが圧倒すると思ったのですが、前半7分にFKからのプレイで先制したのはまさかの(^^;)ニュージーランド。この失点にはカンナバーロが絡み、100%彼の責任ではないとはいえ、正直彼の力の衰えを改めて感じてしまいました。先制されたイタリアは当然攻勢に出て、30分にPKをゲット。これをイアキンタが決めて同点。後半、イタリアはディナターレらを投入しさらに攻勢に出て、これだけ一方的に攻めるイタリアというのはちょっと記憶に無いくらい。それでも、ニュージランドはその猛攻を必死にしのいでタイムアップ。ニュージーランドには「勝ち」に等しい、イタリアにとって「負け」に等しいドローとなりました。
 それにしても、この大会は欧州の強国の不振が目立ちますね。2試合やってイタリア、イングランド、フランスは勝利無し。ドイツ、スペインは既に1敗。好調なのは連勝したオランダくらい。この調子ならグループリーグでいくつか優勝候補が脱落した、’02年大会の再現になりそうな予感です。