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サッカー・テストマッチ

スペイン2−1アルゼンチン
 こちらも強豪同士の対戦。スペインはトーレスを欠く以外はほぼベストメンバー。試合は予想以上にホームのスペインペースでアルゼンチンはほとんどFWのメッシ、イグアインにボールが届かない。そして、前半15分にシルバのシュートをGKが弾いたところをシャビ・アロンソが押し込んで、スペイン先制。その後もスペインが押し気味に試合を進めますが、アルゼンチンはイエロー覚悟の激しいディフェンス(結局DF4人がイエローカードをもらった)で追加点を許さない。そして、後半15分にはアルゼンチンがPKのチャンスを得て、メッシが決めて同点。試合はそのまま膠着状態に入り、引き分けに終わるかと思ったのですが、残り時間5分のところで今度はスペインがPKを得て、これをシャビ・アロンソが決めて突き放す。そして、これが決勝点となってスペインが勝利。
 内容的には圧倒的にスペインでしたが、それでも接戦に持ち込んだのはさすがアルゼンチンといったところでしょうか。ただ、よく言われるようにアルゼンチンはやはりメッシがバルサでのプレイに比べて生彩が無いですね。まあ、この試合に関してはそもそもほとんどメッシにボールが来なかったわけですが。やはりメッシが1番生きるのは3トップのウィングだと思いますが、それがダメならテベスアグエロの2トップにメッシのトップ下というのも試してみていいかも。
ブラジル1−0イングランド
 来年のW杯の優勝候補同士がテストマッチで激突。ブラジルはロビーニョを欠く以外ほぼベストメンバーなものの、イングランドはケガ等でジェラード、ランバード、テリー、ファーディナンドらの名前は無し。そういうこともあり、試合はカカを中心にブラジルが攻勢。前半は0−0で折り返すものの、後半開始直後にニウマールが見事な飛出しからヘディングシュートを決めてブラジルが先制。そして、ブラジルは10分過ぎにPKを得るもののこれはファビアーノが失敗。その後はテストマッチということもあり、両チームともかなりメンバーを入れ替えるもののゴールを奪えず。結局ブラジルが1−0で逃げ切り。やはりブラジルは「手堅い」という印象を改めて受けた試合でした。やはり、現時点では来年のW杯の優勝候補1番手はブラジルでしょうね。
南アフリカ0−0日本
 来年開催されるW杯のホスト国とのアウェイ戦という貴重なこの試合。日本は先発メンバーに強行日程の中村俊の名前は無く、本田が先発。試合は日本がボールをキープして攻めるけどなかなか決定機を掴めないという、いつもの展開(^^;)。後半に入り、中村俊、松井らを投入して更にボールをキープする時間は増えるものの、やはりゴールには繋がらず。危ないシーンもほとんど無かったものの、結局試合はスコアレスドローに終わりました。
 本当に、いつものテストマッチ同様この試合も収穫らしい収穫は無し。選手、スタッフが南アフリカの気候・環境を体験でしたという試合外のことが収穫でしょうか。そして、南アフリカの立場からしたら、日本(アジアのチーム)に勝てないようでは、開催国のノルマともいえる「グループリーグ突破」は厳しいかもという結果に終わった試合でした。