ブラジル３−０スペイン
準決勝は２試合とも「死闘」でしたが、決勝は予想外のワンサイドゲームとなってしまいました。
試合開始わずか２分にフレッジのゴールでブラジル先制という意外な幕開け。その後は予想通りスペインがボールをキープして攻め、ブラジルがカウンターを狙う展開でしたが、チャンスはブラジルのほうが多い。そして、４０分にスペインの決定的チャンスをダビド・ルイスがスーパーなプレイでクリアー。結局、このプレイがこの試合の大きな分岐点。前半終了寸前にネイマールが２点目のゴール。更に後半開始直後にまたもフレッジが追加点を決めて３点目。日本戦もそうでしたが、ブラジルは試合開始直後と終了直前の大事な時間に的確にゴールを決める。その後、スペインは１０分に得たＰＫを失敗、更にピケが一発退場で万事休す。ブラジルが３−０で逃げ切りコンフェデ杯３連覇を果たしました。
スペインがここまでの完敗、しかも３点も取られた試合というのはここ数年記憶にない。やはり、イタリアとの延長の激闘から中２日というのはスペインとしても厳しかった。そして、優勝したブラジルはネイマールが完全にエースとしてブレイク。更にフレッジがストライカーとして結果を残し、ボランチのパウリーニョ、ＣＢのルイス＆シウバのコンビと縦のラインが充実。しかし、ここ数年ブラジルはコンフェデで３連覇したもののその翌年のＷ杯では優勝できてないというジンクスが気がかりですが・・・。
