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サッカー・W杯

スロバキア1−1ニュージーランド
 日本時間でゴールデンタイムに行われる試合の中で唯一地上波放送の無い、やや引きの弱い試合(^^;)。試合はハムシクを中心にスロバキアが押し気味に試合を進めるものの、両チーム決定的なチャンスはほとんど無いまま後半に入り、後半開始早々ようやくスロバキアが先制ゴール。その後もスロバキアがやや押し気味で試合を進め、1−0で逃げ切るかと思ったのですが後半ロスタイムにニュージランドが劇的な同点ゴール。結局試合は1−1のドロー。ニュージーランドは大会史上初の勝ち点をあげる嬉しい結果となりました。
イタリア1−1パラグアイ
 日本が決勝トーナメントに進出できれば恐らくこのどちらかのチームと1回戦で対戦ということで注目度も増したカード。地上波で放送無しというのがもったいない。試合はイタリアがボールをキープして攻め、パラグアイがカウンターを狙うという展開。そして、膠着した状況から40分にセットプレイからパラグアイが先制。パラグアイの狙い通りの展開になりましたが、後半20分過ぎに今度はイタリアがセットプレイからデロッシのゴールで同点。結局試合は1−1のドローで堅守の両チームらしい結果。イタリアは相変わらずのスロースターターぶりですが、GKのブッフォンが前半で負傷(?)で退いたのがちょっと気がかり。
日本1−0カメルーン
 日本、初戦勝利!というか、「あれ?勝っちゃった?」というのが正直な印象ですが(^^;)。
 この試合、日本のシステムは4−5−1、GKは川島、中村俊を外して本田1トップという大会直前になってようやく試した付け焼刃の(^^;)布陣。前半は両チームなかなか決定的なチャンスを掴めなかったのですが、40分に松井のパスから今日1トップの本田が決めて先制。久々に先発だった松井ですが、今日は再三いいプレイを見せてくれました。本田も消えている時間は多かったものの、期待通りの大仕事。結局この1点が決勝点になり、日本がアウェイ初勝利を飾りました。
 正直言って、「日本が良かった」というより「カメルーンってこんなに弱かったっけ?」という印象(^^;)。エトーもほとんど消えていて、バルサインテルでのプレイとは全く別人。過去の日本とカメルーンの対戦成績は日本が優位だったのですが、やはり「相性」というのもあったのでしょうか。そして、↑に書いたような付け焼刃の布陣が機能したというのも、岡田監督は「運」も持っているということでしょうか?
 この大会、個人的に日本代表の最低ノルマは前大会同様の「勝ち点1」、もし「1勝」でもあげれれば大成功と思っていたのですが、そういう意味では既に「大成功」。そして、これで大会前は夢だった「決勝トーナメント進出」も現実的に見えてきました。次は19日にオランダ戦ですが、正直この試合の焦点は「捨て試合」にできるかどうか。カメルーンには勝ったものの、オランダにも勝てるとは到底思えない。この試合を「捨て試合」にし、主力は温存して守りに徹して、できれば引き分け、悪くても0−1の負けで、最終戦デンマーク戦にすべてをかける。これが決勝トーナメント進出の可能性が1番高い道だと思います。
ともあれ、この日本代表の勝利でいまいち日本では盛り上がって無かった今大会も盛り上がればと思います。