Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

2009年のアイドル界を振り返る(3)各論 

 今年の歌系アイドルに関しては前回も書いたようにAKB48の1人勝ち状態。Perfumeは安定期に入ったという印象。この両ユニット以外は今年の歌手系アイドルで活躍が目立った存在は無かったですね。それでも、私が推すユニットのひとつSCANDALは今年は積極的にメディアに露出、セールスもそこそこ記録しレコード大賞新人賞ノミネートとまずまずの結果。もうひとつ私が推すBRIGHTは、今年は地元関西でのオムニバスライブでの活動が中心で、所謂「地上戦」で地道にファンを拡大しようとしています。
 グラビア界は相変らず、ほしのあきさん、熊田曜子さん、小倉優子さん、山本梓さんら「ベテラン」の方々中心に回り、なかなか新顔が出てこないです。個人的に「今年1番の発見」だった春菜はなさんもなかなかメジャー誌の表紙・巻頭までたどり着けないし。また、↓に書く女優系アイドルの話にも重なりますが、ミスマガジンの「女優への登竜門化」が加速化した印象もあります。今年の受賞者はGPの小林さりちゃんはじめ、荒井萌ちゃんにしろ、菊里ひかりちゃんにしろ、受賞後の活動は女優業中心でグラビアはほとんどやってない。北乃きいちゃん以降こういう傾向が強まってますが、本当に近年のミスマガジンは「女優志向の娘が肩書きを手にするために参加する」という印象が強いです。そんなミスマガに対抗して、集英社制コレを終了(?)して新たにグラビアJAPAN、トップ・オブ・グラビアの2つのイベントをスタート。まだはっきりした成果は見えてませんが、今後も継続されるのか期待したいです。
 女優系に関しては↑にも書いたように、倉科カナさん、桜庭ななみちゃんとミスマガGP受賞者2人がNHKで連ドラ主演。そして、今年のベストドラマがそのななみちゃん主演の「ふたつのスピカ」で文句無し。ただ、今年は例年に比べれば「新顔の主演抜擢」というケースは少なかった感があります。グラビア系ほどでは無いですが、「若手女優」というジャンルでは堀北真希さん、新垣結衣さん、黒木メイサさん、戸田恵梨香さん、榮倉奈々さんら'88年生まれの真’88年組が強く、その下の世代は今年は上記のななみちゃんと2本の主演ドラマがあった福田沙紀ちゃん以外はチャンスをもらえなかった印象があります。