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サッカー・コンフェデ杯決勝

ブラジル3−2アメリ
 イヤホント、また番狂わせが起こるかと思いました(^^;)。試合は立ち上がり10分にワンチャンスを生かしてアメリカが先制。その後はブラジルが一方的に攻めるものの、30分頃にアメリカが見事なカウンターを決めて追加点。まさかのアメリカ2点リードで前半を終えたのですが、後半開始僅か1分もたたずにルイス・ファビアーノがゴールを決めて1点差。その後は前半以上にブラジルが一方的に攻め、カカの幻のゴールもあったりしましたが、30分頃にようやくファビアーノが2点目を決めて同点。そして、残り時間5分くらいのところでCKをルッシオがヘッドで決めて逆転。ブラジルが見事な逆転劇で優勝を決めました。
 結果的に、前半2点も取ってしまったことで逆に後半立ち上がりにアメリカの集中が切れてしまってた感があります。そこをファビアーノに決められて完全に浮き足立ってしまい、後半は自分たちのプレイができなかった。しかし敗れたアメリカですが、スペインの連勝記録をストップし、ブラジルを苦しめたのは立派な結果。そして、個々の技術では劣っても戦術、集中力、運動量などで格上のチームと互角に戦った試合振りは日本代表にも参考になるかと。
 一方優勝したブラジルですが、準決勝、決勝と苦戦しながらも結果を残したのはさすが。現在の代表は正直カカを除いては「スーパースター」不在の感がありますが、監督のドゥンガは自らがキャプテンとしてW杯優勝した'94年のセレソンのように派手さはなくても堅実なチーム作りを目指し、今回やはり優勝を果たしたと思います。とりあえず、ルイス・ファビアーノが「9番」として確立された感があるのが今大会1番の収穫じゃないかと思います。