ブラジル３−０チリ
注目の南米対決は予想以上に差のついた試合になってしまいました。試合立ち上がりはチリが攻めるものの直ぐにブラジルも押し返し、互角の展開。そして、先制点は３５分頃にCKからのボールをファンがヘッドで決めてブラジル。その直後にもカウンターでカカのパスからファビアーノが決めて２点目。更に後半１５分にも速攻からロビーニョがゴールを決めて３点目。ブラジルが危なげない試合でベスト８進出。
内容的にはチリも悪くは無かったと思うのですが、やはり最終的にはファビアーノ、ロビーニョといった前線の決定力の差が出た感がありました。ブラジルはこの試合レギュラーのエラーノ、メロを欠きながらの完勝。グループリーグではややもたついた感もありましたが、やはり最初から決勝トーナメントにピークを持ってきていたという印象です。
オランダ２−０スロバキア
オランダは遂にロッベンが先発。そのロッベンが前半２０分に見事な切り込みからミドルシュートを決めてオランダ先制。その後も終始オランダが押し気味ながら、なかなか追加点は奪えず。後半に入るとカウンターから何度かスロバキアもチャンスを掴み惜しいシーンも何度かあったのですがゴールは奪えず。逆に終了間際にＧＫのミスからスナイデルが貴重な追加点。ロスタイムにスロバキアがＰＫを決めて１点返すものの、その瞬間に試合終了。オランダがベスト８進出を決めました。
オランダは勝ちはしたものの、攻撃にいまひとつ迫力が感じられないですね。次の対戦相手が予想通りブラジルなら、ロッベンが１２０％の力を発揮できない限り厳しいかと。
