Dreamzone

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1月クールドラマ

 今クールのドラマもほぼ折り返し点を過ぎたので、いくつかの作品の感想を。
 今クールのダークホースが「セレブリ3」と思ってましたが、やはり個人的には現時点で1番面白いです。ただ、内容は予想とちょっと違ってましたね。タイトルからしてもっと「セレブを夢見る女の子たちのオシャル情報満載」なドラマかと思ったたら、実際は広島カープネタなど「普通の若い娘は話題にしないだろう」というネタばかり(^^;)。まあ、浅見れいなさんら美女3人がそういう話題でトークするギャップがまた面白いのですが。それにしても、このドラマは出演者は3人だけ、舞台も基本的に3人の住んでいるマンションの一室のみと超低予算(^^;)。もっとも現在のTV業界を取り巻く現状からしたら、こういう作りのドラマも今後ひとつのあり方になるかも判りませんが。
 「メイちゃんの執事」は基本的に毎回主演の榮倉奈々ちゃんとメインレギュラーの娘1人(とその執事)が絡む内容で、基本的にメインの女の子は一通り出番はありそう。しかし、前クールでは「メン☆ドル」で主役を演じてた小嶋陽菜ちゃんが今回はその他大勢の役どころなのが悲しい(;-;)。「太陽と海の教室」での前田敦子ちゃんといい、フジテレビの番組でのAKB48メンバーの扱いは厳しいですね。
 あと、スタートは去年12月の「赤い糸」。主人公の友人が自殺未遂、薬物中毒、交通事故死、また自殺未遂、更には両親の離婚と次から次への不幸の連続に正直笑ってしまいます(^^;)。南沢奈央ちゃん、岡本玲ちゃんらティーンの注目株の娘が大勢出演してるので取り合えず見てますが、「恋空」といいこの作品といい「ケータイ小説」(のドラマ)というのは基本「大人」の見るもんじゃないですね(^^;)。
 最後に今クール個人で1番インパクトある演技を見せてくれてるのは「歌のおにいさん」での片瀬那奈さん。「元高松塚歌劇団キトラ組トップ女優」(!)の肩書きを持つ歌のお姉さん役を見事に怪演(^^;)。そのオーバーアクトぶりは「鉄板少女アカネ!」でのお嬢様社長役を思い出させます。片瀬さんの場合はもともとのスケール感が大きすぎて普通のTVドラマ(特に恋愛もの)ではちょっと存在が浮きがちなところがあるのですが、「アカネ!」や今作のような「リアリティのない役」を演じさせると逆にピッタリはまりますね。