ドイツ３−２トルコ
劇的な試合の続く今大会ですが、この試合もまた劇的な結末でした。戦前は故障・出場停止者が多くベストメンバーが組めないトルコが不利と思われたのですが、試合はそのトルコペースで、前半２０分にスローインからの流れで先制。これでドイツも目が覚めたのか、５分後にはシュバインシュタイガーが同点ゴール。しかし、その後は再びトルコペースとなり、同点のまま前半終了。後半はドイツも盛り返し、試合は膠着状態に。両チームともなかなか得点の気配は無かったのですが、残り時間１０分のところでシンプルなクロスをクローゼがヘッドで合わせてドイツが逆転。これでドイツ決勝進出・・・と思いきや、残り時間５分にクロアチア戦でも劇的な同点ゴールを決めたセミフがまたも値千金の同点ゴール。これで、延長戦・・・と思いきやロスタイム突入寸前にラームが劇的な決勝ゴール。ドイツが今度こそ決勝進出を決めました。
この試合のドイツは正直出来は良くなかったです。それでも最後に勝つのは「さすがドイツ」としか言いようが無いです。一方、敗れたトルコですがベストメンバーを組めないままでも終始試合を押し気味なまま敗戦。４試合続けての「奇跡の勝利」はなりませんでしたが、今大会を充分盛り上げてくれました。
