スウェーデン２−０ギリシャ
堅守が持ち味の両チームだけに、「守りあい」の様相を呈したこの試合。そんな膠着状態に終止符を打ったのはやはりこの男、イブラヒモビッチ。後半２０分過ぎ、ラーションとのワンツーからの見事なスーパーミドルシュート！間違いなく現時点での今大会でのベストゴールでした。１点取られたギリシャは３バックを４バックにして攻めに出ようとしたものの、その守備の一瞬のスキをつかれて混戦からＤＦのヤンセン（多分）が押し込んでスウェーデンが追加点。その後はギリシャが必死に攻めるものの得点は奪えず、試合は終了。この試合、得点こそなかったもののＭＶＰは間違いなくラーション。攻守に渡って抜群の運動力でチームに貢献してたかと。
スペイン４−１ロシア
いやホント、スペインのいいところばかり出た試合でした。この試合、スペインはビジャとトーレスの２トップで中盤はセスク不在の４−４−２。展開はやはりスペインがボールをキープして攻め、ロシアはカウンター狙い。そして、前半２５分にトーレスのパスからビジャがゴールを決めてスペイン先制。前半終了間際にもイニエスタのパスからビジャが２点目。後半、ロシアがやや押し返すもののスペインはトーレスを下げてセスクを投入、中盤を厚くして対応。３０分にはビジャが今大会ハットトリック第１号となる３点目。その後、ロシアが１点返すもののロスタイム間際にスペインはセスクが４点目を決めてとどめ。大会前から評判の高かったスペインの攻撃陣ですが、その前評判の高さ通りの結果。一方のロシアは今日はヒディングマジックも不発でした。
