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サッカー・欧州選手権決勝

スペイン4−0イタリア
 グループリーグ初戦と同じ顔合わせになったファイナルは、予想以上のワンサイドゲームとなってしまいました。
 この試合、スペイの布陣はは初戦同様ゼロトップ、イタリアは初戦と違って4バック。立ちあがりからやはりややスペインが押し気味に試合を進め、10分過ぎに早くもセスクのクロスからシルバがヘッドでゴールを決めて先制。前半終了間際に今大会最大の発見と言っていいSBのアルバがオーバーラップから2点目のゴール。後半、イタリアは交代枠を使い切った後ケガ人が出て1人少ない状況となり万事休す。その後は完全なスペインの一方的な試合となり、終了間際に途中交代で入ったトーレス、マタが立て続けにゴール。4−0の大差でスペインが勝利、ユーロ連覇を果たしました。
 これでスペインはW杯を挟んでビッグタイトル3連覇、まさにいまや世界のサッカーはスペインが中心。30年近く海外サッカーを見ている私には「最後に勝つのはイタリアかドイツで、スペインはいつもベスト8止まり」というイメージが強かったのですが、そんなイメージも完全に覆されました。今大会はビジャとプジョルという、最前線と最後尾の要の選手が不在で、優勝は難しいと思っていたのですが。
 一方敗れたイタリアですが、今日は準決勝のドイツ戦とは違って動きが悪く、休養日が1日少ない差がでたかも。しかし、大会前は苦戦を予想していたので準優勝は立派な結果。ピルロは国内リーグを含めて今シーズンはキャリア最高の出来だったと思うし、バロデッリも遂にブレイク。「古豪復活」という印象を強く受けました。