いよいよ日本時間の明日早朝より、今シーズンのチャンピオンズリーグが開幕。というわけで、今シーズンの展開を予想したいと思います。近年のチャンピオンズリーグはイングランド・スペイン・イタリアのいわゆる３大リーグのチームが優勝争いを演じてますが、今シーズンもその傾向は続くと思います。そしてその中でも昨シーズンベスト４に３チーム残ったイングランド勢が優勝争いの中心になるかと。
その中でも優勝候補の１番手に私が推すのはリバプール。リバプールは３年前優勝、昨年優勝とチャンピオンズリーグには相性がいい。そして、今シーズンはトーレス、バベルらが加入してチーム力は確実に過去より上。
リバプールに次ぐ２番手は同じイングランドのマンチェスター・ユナイテッド。ユナイテッドはルーニーのケガ、ロナウドの出場停止などでプレミアリーグでは出遅れてますが、これが結果的には吉となるかも。というのも、昨年ファイナルを争ったリバプール、ミランも国内リーグでは早くに優勝の望みが絶たれて目標をチャンピオンズリーグ一本に絞ったところがあるので、今シーズンのユナイテッドも同じような展開になるかも。
３番手はチェルシー・・・と書きたいところですが、あまりイングランド勢ばかりとうのも芸が無いので(^^;)、ここはあえてレアル・マドリーの名を上げます。今シーズンのスペインリーグ開幕前は、昨シーズン優勝監督のカペッロを解任したこともあり出足でつまづくんんじゃないかと思ってました。しかし、チームは既にスナイデルが軸になりつつあり、これにロッペンがフィットすれば、ファンニステルローイを含めたレアル版「オランダトリオ」を中心に攻撃的サッカーで勝ち抜く可能性は充分あるかと。
この３チームに続くのは前回優勝のミラン、前々回優勝のバルセロナ、そして↑で名前を上げかけたチェルシーの３チーム。チーム力からいえば、ここまで上げた６チームの中から優勝チームが出るのではと思います。それ以外のチームでは、インテルはチーム力は上記の６チームに勝るとも劣らないけど、伝統的に安定感に欠ける。バレンシア、アーセナル、ローマあたりは選手層がやや薄い。３大リーグ以外のチームでは、リヨンはかつての勢いは無く、ＰＳＶ，ポルトあたりと共ベスト８まで進めれば上出来かと。ドイツ勢３チームはチーム力が明らかに落ち、ヘタすればグループリーグで全滅かも。そして、中村所属のセルティックは昨シーズン同様、ベスト１６に進出できれば御の字かと。
