Dreamzone

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バックダンサーズ

 昨年公開のこの映画。先日DVDがリリースされたので、レンタルで借りて鑑賞。この作品は公開時に見に行くかどうか迷ってたのですが、結局行かなくて正解だったかも(^^;)。クライマックスまではまずます良かったのですが、肝心のクライマックスのライブシーンが全然物足らない。時間にしても10分あるかないかで、その中でも肝心の主人公たちの踊るシーンが少ない。正直、「これで終わり?」という印象。
 クライマックスまでは、基本的に私の好きなパターンの「部活に打ち込む女の子の友情を描くドラマ」のバリエーション(「部活」→「仕事」)と言っていい内容で上記のようにまずまず楽しめました。ダンス経験者のhiroさんとソニンは当然として、未経験者の平山あやさんとサエコちゃんもよく頑張っていてダンスシーンは見ごたえあったと思います。また、物語序盤のバックダンサーズやライバル的ポジションのスーパータイガースがどちらも「ボーカル1人+バックダンサー4人」という「安室奈美恵withSUPER MONKEY'S」のフォーメーションなのには懐かしいものを感じました。無論、「スーパータイガース」というネーミングからしてもスタッフも確信犯だと思いますが。
 個人的にはクライマックスにバックダンサーズスーパータイガースのダンスバトルを持ってきたら、もっとストーリーが盛り上がったんじゃないかと思います。あと、長谷部優ちゃんの役がバックダンサーたちをほったらかしにして引退するボーカリストの役で、序盤の20分くらいしかなかったのは勿体無い。優ちゃんだったら歌もダンスも演技もできるし、なんでバックダンサーズのメンバーにキャスティングしなかったんだろうと思います。
 ちなみに、出演者のクレジットはOPが平山あやさんがトップで、EDではhiroさんがトップということで、色々気を使っているなと(^^;)。内容的には出番も見せ場も同じくらいで「W主演」と言っていいかと思いましたが。