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チャンピオンズリーグ決勝

バルセロナ2−1アーセナル
 結果は私の予想通りバルサの勝利となりましたが、展開はまったくの予想外でした。戦前は攻めるバルサ・守るアーセナルというイメージ。ところが、試合立ち上がり早々から積極的に攻めたのはアーセナルで、開始2分にはアンリが惜しいシュート。このシュートが決まっていたら展開は全然変わったでしょうね。その後はバルサが押し返すものの、両チーム無得点のまま前半約20分にアーセナルのGKレーマンが1発退場。その後はバルサが一方的に攻めるもののゴールは奪えず、逆に35分にセットプレーからアーセナルのキャンベルがまさかの先制ゴール。アーセナル1点リードのまま後半に入り、後半もバルサが一方的に攻めるもののゴールは奪えない。ここまでチャンピオンズリーグ無失点記録を更新中のアーセナル、このまま守りきるかとも思ったのですが、やはり1人少ないため守り疲れたのか、後半30分にエトーが遂に同点ゴール。これでアーセナルの緊張の糸も切れたのか、その5分後には途中交代で入ったバルサの伏兵ベレッチが逆転ゴール。このままバルサが逃げ切り、見事チャンピオンズリーグ優勝を果たしました。
 試合を振り返るとやはりレーマン退場がすべて。もし人数が少なく無ければアーセナルが堅守で逃げ切った可能性が大きかったと思います。同時に、今日はロナウジーニョがいつもほどプレイにキレが無かったですね。今日の試合はエトーが左サイドでロナウジーニョがセンターに入ってましたが、いつもほどボールにからまず、プレイに正確性を欠いてましたから。
 ともあれ、もっとも攻撃的でもっとも魅力的なサッカーをするチームがチャンピオンズリーグを制したのは欧州の、いや世界のサッカーにとって喜ばしいことだと思います。こういう攻撃的サッカーが今後も世界のサッカーの主流になってほしいし、バルサには年末に日本で開催される世界クラブ選手権でも素晴らしいサッカーを見せてくれることを期待したいです。