Dreamzone

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2019年のアイドル界を振り返る(1)歌手編

 今年もあとわずかということで、例年通り今年のアイドル界を振り返っていきたいと思います。

 とりあえず、NGT48の件に関しては今年前半を振り返った際に語ったので簡単にすましますが、グレー&黒メンに対して何の処分もしないまましれっと活動を再開したグループに未来はないと思ってます。

 このNGTの件もありAKB系は完全に落日の印象。欅坂も相変わらず平手さんがフル稼働できない「ベイル状態」だし、日向坂もまだユニットのカラーを確立できてない印象。結果、乃木坂の1強状態は変わらない印象です。

 昨年からの中堅ユニットの解散ラッシュも、今年前半は9nineくらいでしたが、後半に入ってWHY@DOLLLADY BABY、さんみゅ~など再びラッシュ状態に。メンバーの卒業ラッシュも、夢アドのオリメン全員卒業をはじめ、転校少女*、ニジマス、ピムスなど数知れずでした。

 また、今年残念だったのはSHOWROOMで公式配信のあったユニットがほとんどなくなったこと。TASK、転校少女*、わーすた、しゅかしゅん、あんじゅれ、ピムス、kalmeなどの配信がいつの間にか無くなったか不定期になっている。数少ない毎週配信だったアプガ(仮)の番組も秋から隔週配信になってしまった。確かにAKB系や坂系の娘の残念だ個人配信のほうが視聴者数もギフトも稼げるのでしょうが、本当に残念です。

 あと現場派としては,今更ながら痛感するのはファンの高齢化。AKB系や坂系のファンは若返っているようですが、私が参加するような中堅~ほぼ地下レベルのアイドルのイベントは私と同年代くらいのおっさん(^^;)が中心なことが多い。無論、人のことは言えた義理じゃないのですが、ステージ上から見えるファンがほとんど自分の父親と同じ世代のおじさんばかりというのはアイドル側のモチベーションが心配。ネットやSNSが進化した現代でも、TVや雑誌といったメディアに登場しなければライト層には届かないのかと思ってしまいます。

 ともあれ、そんなこんなでやはり今年の歌系アイドルは相変わらず「幕末時代」感が強かった印象でした。