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ちょっと早いけど2018年前半のアイドル界を振り返る(歌手編)

 例年は半年過ぎたころに上半期のアイドル界を振り返っていますが、今年は始まって約4ヶ月の間に歌手系のアイドルに数多く事件が起こっているので、ちょっと早いですが今年前半の歌手系アイドルを振り返ってみたいと思います(グラビア系に関してはいつものくらいの時期に振り返る予定)。
 とりもなおさず、今年前半はアイドルユニットの解散&卒業ラッシュ。有安杏果さんももクロ卒業&GEM解散が同日に発表された「1・15」がその皮切り。メジャーどころでは、アンジュルム和田彩花さん、BISのプー・ルイさんが卒業発表(和田さんの卒業は1年後ですが)。それ以外にも、主なところではこの4か月の間にアイルネ、チキパ、チャオベラが解散発表。マジパンからさとれなちゃんが卒業、TPD、転校少女歌劇団は一気に3人卒業。多分、私が知らないところでも多くのユニットの解散&卒業があったと思います。とにかく、中堅どころのユニットが総崩れの印象。
 また、上記の解散や卒業は直前の発表が多い。和田さんの卒業こそ1年後ですが、それ以外は有安さんの卒業発表が1週間前、さとれなちゃんが2週間前と直前のものが多い。解散に関してはさすがにもうちょっと猶予があるものの1か月〜2か月前に発表というケースが多い。和田さんのケースのように、ハロプロやAKB系は半年から1年前に卒業を発表して、その間「卒業ビジネス」を行いながらファンが別れを惜しむという「ウィンウィン」の関係になることが多いのですが、直前の発表に対しては「裏に何かあったんじゃないか」と正直勘ぐってしまいます。
 そして、AKB系や坂系は私が顔と名前が一致しない娘でも卒業がニュースになりますが、それ以外のユニットは解散や卒業がほとんどニュースにならない。アイルネやチキパの解散を私が知ったのも、解散が発表されてかなりたってから。推しのユニットは常に公式サイトやツイッターをチェックしてますが、全部のユニットをチェックするのは不可能。アイドルニュースまとめのサイトでも、AKB系、坂系、ハロプロ系以外はほとんど取り上げられないし。
 ともあれ、近年飽和状態だったアイドル界も、完全に縮小傾向。10年くらい前は「アイドル戦国時代」と言われてましたが、4〜5年くらい前にはそれが落ち着き「アイドル江戸時代」。さらにこの1〜2年は完全に「アイドル幕末」となりつつある印象です。