Dreamzone

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私の愛したSUPER MONKEY'S・もうひとつのエピローグ

最初の「私の愛したSUPER MONKEY'S」の構想では、エピローグで現在のアイドルについて思うところも書くつもりだったのですが、長くなってしまったうえに話題がSUPER MONKEY'S&安室さんから離れてしまったので、改めて語りたいと思います。

 SUPER MONKEY'Sがデビューした’90年代前半はプロローグに書いたように「アイドル冬の時代」でした。それに引き換え、現在の’10年代は「アイドル戦国時代」から始まったアイドルの黄金時代。しかし、その「黄金時代」も今年に入ってPASSPO☆、ベビレ、チャオベラ、バニビ、アイルネ、チキパ、GEMといったある程度人気と実績のあったグループが次々解散。現状は「戦国時代」から「江戸時代」を経て、完全に「幕末」。このままでは、来る’20年代は再び「アイドル冬の時代」がくる可能性も否定できないと思います。少なくとも、残るのはAKB系&坂系だけになる可能性は高い。

 アイドルには優れたパフォーマンス能力が必要だと個人的に思っていた’90年代前半に対し、現在アイドルファンがアイドルに求められているのは、「1にキャラ、2に握手会の対応」という印象があります。しかし、あくまで私の願望ですがアイドルには優れたパフォーマンス能力を求めたいです。だって、やはり可愛い女の子たちがかっこいい楽曲をかっこよく歌い踊る姿って、最高じゃないですか。少なくとも私はそう思います。

 現役のアイドル達にも’20年代に期待したいグループは多いです。まず現在最も「SUPER MONKEY'S」テイストを感じるのは大阪☆春夏秋冬。このグループはボーカル1人、ダンサー&コーラス5人と完全分業のまさに「SUPER MONKEY'Sスタイル」のユニット。パワフルなアイナさんのボーカルと、6人息の合った激しいパフォーマンスは必見。もっとも勢いを感じるのはTask have Fun。パフォーマンス力はまだまだこれからですが、「若さ」「可愛さ」「楽曲の良さ」「キャッチーなフリ」と4拍子揃ったユニット。かつてドロシーリトルハッピーから分離したcallmeは、派手さはないけど純粋に楽曲とパフォーマンスのみを追求したユニット。ロックテイストの強いPimm'sはセンターの郡司英里沙さんの「エロカッコいい」パフォーマンスは必見。つりビット、わーすた、たこやきレインボーAnge☆Rave,転校少女*あたりはビジュアルや楽曲はまさに「王道アイドル」ですが、パフォーマンス能力はかなり高いと個人的に思ってます。

 こういったグループの中から、’20年代のアイドル界を引っ張ってくれる存在が出てくることを期待したいです。