Dreamzone

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2017年のアイドル界を振り返る・歌手編

 歌系アイドルに関しては、AKB&坂系の勢いは相変わらず。ただ、シーンの中心はAKB系より乃木坂&欅坂の坂系に移りつつある印象があります。しかし、乃木坂が「AKBの公式アイドル」としてデビューした当時、ある芸人さんが「秋元さんが自分の右手と左手でじゃんけんするようなもの」と語っていましたが、まさにその通りになっている印象ですね。AKB全盛期に次の手を考えていた、秋元氏の先見の明はお見事としか言いようがない。更に、私のブログではあえてスルーしてましたが「秋元氏第三の矢」というべき「ラストアイドル」がかなりのアイドルファンの心をつかみ、プロジェクトは来年以降も継続。秋元氏は既に「坂道以降」のアイドル界を睨んでいるのかも。
その一方、歌系アイドル全体では上記のAKB系&坂系と地下アイドルの「貧富の差」が更に激しくなった印象。drop、PALET、GEM等々、多くの中堅どころのユニットは卒業・解散・再編成の嵐が吹き荒れた印象です。
 私の推しのユニットのひとつである夢みるアドレセンスも、まさにそんな嵐に巻き込まれた1年でした。ちょうど1年前の昨年末に山田朱莉さんのスキャンダルが発覚。年が明けて山田さんが活動休止で、3人体制に。春には正式に山田さんが脱退。その後昨年秋から体調不良で休養していた小林れいさんが復帰。これでようやく4人体制でリスタートと思ったら、新たにメンバー募集。そして、先日新メンバー3人が決定し7人体制に。個人的には9nineや女子流、チャオベラのように1人減っても4人で頑張ってほしかったところですが。
 また、テレビ朝日の「アイドルお宝くじ」やニコ生の「ぽにきゃんアイドル倶楽部」終了という残念な出来事も。ともあれ、トータルでは近年の「アイドル江戸時代」がそろそろ終焉を迎え「アイドル幕末」が近づきつつある印象の1年でした。