Dreamzone

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2018年のアイドル界を振り返る・歌手編

 というわけで、今年もあと僅かということで例年通り今年のアイドル界を振り返りたいと思います。今回は歌手編。

 今年の歌手アイドル界は今更言うまでもなくユニットの解散・卒業ラッシュ。解散したアイドルはすぐに思いつくだけでもPASSPO☆、ベビレ、,チャオベラ、GEM、チキパ、バニビ、ベボガ、アイルネ、X21と中堅どころが総崩れの印象。私自身、推しのユニットはなんとか年を越せると思っていたのですが、年末につりビットの来春解散が発表されてかなりダメージを受けてます。

 また、NMB山本彩さん、ももクロの有安さん、乃木坂の西野さん、生駒さん、そして年末にはHKTの指原さんといった世間一般に名を知られているユニットのメンバーも数多く卒業。また、スパガは一挙5人、TPDや転校少女は3人と大量卒業。それ以外にも私の推しだったマジパンの佐藤麗奈ちゃんや、ピムスの吉澤玲菜さんはじめユニットの卒業者は数しれず。

 中堅どころのユニットが総崩れになり、以前から何度も書いているように、現状のアイドル界はAKB系&坂系のトップアイドルと地下アイドルの「貧富の差」がどんどん開いている印象。その富んでいる層であるAKB系&坂系にしろ、現状は坂系のほうが優位ですが、乃木坂は↑に書いたように西野さん、生駒さんといった主力が卒業して、成長期から安定期に。欅坂は世間一般には平手さんのワンマンユニットという印象が強くなり、最近の彼女のコンディションを思うと今後ちょっと不安。

 2010年代に入り、AKBのブレイク以降「戦国時代」という名の「アイドル黄金時代」が到来しましたが、そんな「黄金時代」が2020年代を前にして完全に収束しつつある印象。身も蓋もない言い方をすれば、AKBのブレイクを見てそれに乗っかろうとした運営が次々撤退して、アイドル業界全体の縮小傾向が始まった感のある1年でした。