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サッカー・欧州主要リーグ優勝続々決定

 というわけで、この1週間くらいの間にドイツ、イタリア、イングランドの欧州主要リーグの優勝が決定。
 ドイツ・ブンデスリーガは大方の予想通りバイエルン・ミュンヘンがぶっちぎりの3連覇。故障者続出のバイエルンでしたが、それでも他のチームよりは戦力は数段上という印象でした。その一方、ここ数年バイエルンと2強を形成していたドルトムントはスタートダッシュに失敗、一時は降格圏に沈み監督のクロップは今期限りで退任。また、コンスタントにUCL出場権を獲得していたシャルケも来シーズンは絶望的。それに対し、ここ数年は中位が定位置だったヴォルフスブルグ、ボルシアMGが来期のUCL出場は確定的。バイエルン以外の勢力図は変わりつつある印象があります。
 イタリア・セリエAユベントスがぶっちぎりで4連覇。ユーベが1位、ローマが2位、そして他のチームが3位=UCL出場権を争う図式は変わらない印象。そんなユーベやローマに比べ、ミランインテルのミラノ勢の凋落は悲しい限り。優勝はおろか、UCL出場権はおろか、EL出場権にも届かない。すっかり「かつての名門チーム」になりつつ印象があります。
 ブンデスセリエAに比べれば混戦が予想されたイングランド・プレミアリーグですが、ここもチェルシーがぶっちぎりの優勝。コスタ、セスク、クルトワの新加入のセンターラインが完全にチームの軸となり、相変わらず好調のアザール、復活の印象のテリー、地味ながら確実な仕事をするイヴァノビッチ、マティッチらを含めてモウリーニョが完璧なチーム作りをしたと思います。それに引き換え、昨シーズンは惜しくも2位だった我がリバプールは現在5位で来期のUCL出場もほぼ絶望的。移籍したスアレスの穴は想像以上に大きく、そのスアレスの移籍金約100億円で新たに獲得した選手はバロデッリを筆頭にほとんど機能せず。このオフにはまた大幅な選手の入れ替えがありそうですが、スターリッジスターリング、ヘンダーソンイングランド若手3人は確実に残留して今後のチームの軸になってほしいです。