Dreamzone

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2012年前半のアイドル界を振り返る(5)「グラビアアイドル」というジャンルの黄昏

 今まで歌手系アイドルについて語ってきましたが、最終回の今回はグラビアアイドルについて。しかし、昨年あたりから何度も書いてきたように、そして今回のタイトルにも書いたように「グラビアアイドル」というジャンルはいよいよ終焉に向かっている印象があります。特に今年に入って
ミスマガジンの消滅」
日テレジェニックのDVDリリースなし」
という、グラビア界においてもっとも歴史と権威がある2大タイトルの(実質)終焉でそれが決定的なった印象があります。私自身、以前はかなり多くの雑誌のグラビアチェックをしてましたが、現在は実質「ヤンマガ」と「ヤンジャン」のみ。それも、面子によってはスルーすることも多い。
 現在のメジャー誌のグラビアはほとんどAKB系一色。それでも小嶋陽菜さん、篠田麻里子さん、柏木由紀ちゃんクラスのビジュアルの持ち主ならメジャー誌の表紙や巻頭を飾っても文句は無い。しかし個人名を出すのはなんですが、例えば指原莉乃ちゃんと仁藤みさきちゃんを比べれば、「グラビア映え」という点では後者のほうが前者の100倍は上のはず。しかし、現実にグラビアで見る機会は前者のほうが後者より100倍は多いし、人気も知名度もそれくらい差がある。やっぱりこれは釈然としないものがあります。
さらに、AKB系には大きな問題が。
「AKB系に巨乳はいない」
そう、
「AKB系に巨乳はいない」
 大事なことなので2回(^^;)。以前に書いたように、現在のAKB系は100人以上のメンバーがいるというのに、巨乳の娘がほとんどいない。しいてあげればSKE48の佐藤聖羅ちゃんくらいですが、彼女も前回の総選挙では上位に入っておらずAKB系でも中心の存在ではないし。正直、かつての榊原郁恵さんや河合奈保子さんのようなナイスバディの持ち主なら、本業が歌であれ何であれ別に気にしないのですが。
 思えば現在のグラビア界で孤軍奮闘している吉木りささんもスレンダー系だし、更に言えば6〜7年前に紗綾ちゃんが「Fカップ小学生」としてデビューして以来、その下の世代に巨乳系の娘が全然出てこない。相川聖奈ちゃんには個人的に期待していたのですが、この春高校入学と同時にグラビアはフェイドアウト(;-;)。巨乳系は相変わらず杉原杏璃さん、手島優さんら「アラサー」の方々が頑張っている印象。
 私自身、グラビア系の娘のイベントにいったのは昨年10月の鈴木ふみ奈さんのイベントが最後で、それ以降1度も、つまり今年は1度もいってない。ミスマガジンもなくなった(多分)現在、今年はこのままだと参加するグラビア系の娘のイベントが「ゼロ」になるかも。ともあれ、2012年という1年は数年後振り返った時に「グラビアアイドルというジャンルの終わった年」として語られるかも・・・・。