ドイツ２−１デンマーク
グループリーグ突破ためには引き分けでＯＫのドイツと、引き分けでは微妙なデンマーク。それでも地力に勝るドイツが終始押し気味で、２０分にポドルスキーが先制ゴール。しかし、２５分にはデンマークも数少ないチャンスを生かして、今大会好調のデリが同点ゴール。同点で折り返した後半も終始ドイツペースなものの、なかなかゴールは奪えない。引き分けの空気も漂ってきたのですが、３５分にこの試合出場停止のボアテングに代わって出場の伏兵、ベンダーのゴールでドイツが突き放す。その後もドイツは危なげなく試合を進め、２−１で勝利。３連勝でグループリーグ突破を決め、デンマークは敗退。
正直、予想以上に力の差を感じた試合でした。「死のグループ」を全勝で突破ということで、現時点ではやはりドイツが優勝に１番近いかも。
ポルトガル２−１オランダ
グループリーグ突破には２点差以上の勝利が必要なオランダ。そのため先発はファンペルシー、フンテラール、ロッベン、スナイデル、ファンデルファールトが揃い踏みという「超豪華だけど機能する？」という顔触れ。しかし、それが功を奏したのか１０分過ぎにファンデルファールトがゴールを決めてオランダ先制。１点取られたポルトガルは攻勢に出て、何度か決定機を逃すものの、３０分過ぎにエース、ロナウドがようやく今大会初ゴールを決めて同点。
同点で折り返した後半、どうしてもゴールが欲しいオランダはＤＦを下げてアフェライを投入、４トップに近い超攻撃的布陣を敷くものの機能せず、逆にまたもや３０分頃にカウンターからロナウドがゴールを決めてポルトガルが突き放す。結局、これが決勝点となりポルトガルが勝利＆グループリーグ突破、そしてオランダはまさかのグループリーグ敗退。
オランダを優勝候補に推していた私としては、３連敗でのグループリーグ敗退というのは「まさか」としか言いようがない結果。結局、攻撃陣にばかりタレントが揃っていてチームバランスが悪かったということでしょうか。
