いよいよ今週末より、Ｗ杯に次ぐサッカーのビッグイベント欧州選手権が開幕。ということで、グループリーグ展望＆優勝・得点王の予想を。
グループＡ：ポーランド、ギリシャ、ロシア、チェコ
正直地味な顔触れで(^^;)、その分逆に予想が難しいグループ。それでも、アルシャービン、ザゴエフら攻撃陣にタレントがいるロシアがやや有利。もう１つは開催国でもあり、レバフドンスキーのブレイクに期待してポーランドと予想します。
グループＢ：オランダ、デンマーク、ドイツ、ポルトガル
「死の組」という前評判の高いグループＢですが、正直ポルトガルはロナウドの力が突出しすぎて他にタレントがいない。意外とオランダ、ドイツがすんなり抜けそうな気がします。
グループＣ：スペイン、イタリア、アイルランド、クロアチア
スペイン、イタリアで決まりという声が多いですが、スペインはともかくイタリアは不安。世代交代が進まず、また八百長問題で国内が揺れている。似たような状況で臨んだ’０６年Ｗ杯は結果的に優勝したものの、その再現は厳しそう。むしろ、モドリッチ、オリッチらタレントの揃ったクロアチアが勝ち抜きそうな気がします。
グループＤ：ウクライナ、フランス、イングランド、スウェーデン
ここも予想の難しいグループ。とりあえず、前回のＷ杯のどん底からブラン監督が立て直し、ベンゼマ、ナスリ、リベリ、マルダの強力な攻撃陣を持つフランスは抜けそう。イングランドはルーニーが３戦目まで出場できないし、新監督のホジソンの手腕が未知数で不安。ウクライナにはホームの利はあるものの、ビッグトーナメントでは安定した成績を常に残すスウェーデンが抜けそう。
優勝争いは、前回の欧州選手権、Ｗ杯に続いて前人未到の３連覇を目指すスペインが本命、そして前回大会準優勝のドイツ、Ｗ杯準優勝のオランダの３チームの争いになるのは間違いなし。しかし、スペインはビジャ、プジョルの攻守の要の欠場は大きい。総合力ではドイツが１番という印象ですが、あえて穴狙いでオランダ優勝と予想します。
得点王も、そのオランダのエースであるファンペルシーが最有力。個の能力ではロナウド、イブラヒモビッチも互角ですが、パスを出す選手の顔ぶれを見るとスナイデルらのいるファンペルシーが有利かと思います。
