ドイツ４−３日本
いやホント、すごい試合でした。昨年のＷ杯決勝も名勝負でしたが、この試合もそれに劣らぬ名勝負。特にラスト５分の攻防は波乱の連続で、まさにジェットコースター状態。ロスタイム寸前に追いついた日本の粘りも素晴らしかったけど、その直後に突き放したドイツもすごい。まさに私の良く知っている「不屈のゲルマン魂」と讃えられたドイツの男子代表と同じものを感じました。
この大会、なでしこジャパンは準優勝に終わりましたが、収穫も多かった。まず、なでしこジャパン最大の課題だった「澤不在」の状態で戦い、結果を出せたのが大きい。早い話になりますが、澤の年齢を考えるといつまでも彼女にたよってばかりいられないし、「ロンドン五輪以降のなでしこジャパン」を考えると今回の結果は大きい。更に、今大会では高瀬、菅澤、田中といった今まで控え、あるいは代表に呼ばれなかった選手もゴールを決め、宇津木や有吉を含めて使えるメドがたち、選手層が厚くなった。これに今回ケガで召集されなかった岩渕、更には高校生ながら召集された京川と同世代の仲田、田中、横山、楢本ら若い世代が成長すればなでしこジャパンの将来は明るい。
ともあれ、今はなでしこジャパンの選手＆スタッフにお疲れ様と言いたいし、ロンドン五輪を改めて期待したいです。
