Dreamzone

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なでしこジャパン、優勝から一夜明けて

 今日の朝刊はほとんどが1面はなでしこジャパン(さすがにデイリーはタイガースですが(^^;))。朝のワイドショーもなでしこジャパン一色。「勝てば官軍」とはまさにこのこと(^^;)。
 しかし、大会前は私もなでしこジャパンに優勝してほしいと思ってましたが、正直優勝の可能性はかなり低いと思ってました(これが男子代表ならはなから「優勝」などはなから期待しませんが(^^;))。とりあえず優勝するには、グループリーグを1位で抜けて、決勝トーナメントはアメリカ、ドイツの2強と逆のブロックに入り、2強が潰し合ってくれるのを待つしかないと。それが、グループリーグは2位、しかも最終戦イングランド戦は完敗で「やはり欧米のチームにはかなわないのか」と思ったしまいました。それが、皆さんご承知のように決勝トーナメントはドイツ、スウェーデン、そしてアメリカと欧米のチームを3タテ。無論、ドイツには延長、アメリカにはPK戦とどちらも内容は押されながらの薄氷の勝利でしたが、今まで勝ったことの無い、フィジカルで圧倒的な差がある両チームで勝てたのは、技術はもちろんのこと「メンタル面」が大きかった印象があります。
 特に昨日も書きましたが、ニュージーランド戦のハットトリック、ドイツ戦での決勝アシスト、スウェーデン戦の逆転ゴール、そして決勝アメリカ戦の延長での同点ゴールとことごとく大仕事をやってのけ、MVP&得点王に輝いた澤のプレイは素晴らしかったとしか言いようがない。比較するのもなんですが、同時期に行われている男子の南米選手権でまたも期待を裏切ったメッシと比べても「国を背負って最高のプレイをして結果を出す」ことができるかどうかが、「スター」と「レジェンド」の差だと思います。そういう意味で澤は、マラドーナジダンに匹敵する「レジェンド」と呼んでいいかと思います。で、もし「澤穂希物語」がドラマ化されるなら、若き日の澤選手役は南沢奈央ちゃんにぜひ(^^;)。