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サッカー・クラブW杯決勝

バルセロナ2−1エストディエンス
 今年も欧州vs南米の顔合わせになったファイナル。戦力的には圧倒的にバルサなのですが、例年のファイナル通りに試合は拮抗した展開。南米のチームの勝負強さは相変らず凄い。そして、前半35分に数少ないチャンスを生かしてエストディエンスが先制。後半もバルサが押し気味ながらゴールは奪えず、「南米王者が数少ないチャンスを生かして逃げ切る」という、過去何度もファイナルで見た結果になると思ったのですが、残り時間2分のところで途中交代で入ったペドロが劇的な同点ゴール。本当に、ペドロはここ1番勝負強い。グアウディオラ監督が重宝するのも判ります。試合は1−1のままファイナルとしては久々の延長戦に。延長は完全にバルサの一方的な試合となり、バルサが押し切るか、エストディエンスがPK戦まで持ち込めるかという展開。そして、試合を決めたのはやはりこの男、メッシ。この試合はいいところはほとんどな無かったのですが、後半5分にセンタリングを「胸で」押し込んでゴール。これが決勝点になり、バルサが勝利。バルサが(意外にも)初のクラブ世界一の座に輝きました。
 例年、ファイナルは欧州のチームが圧倒的に有利と言われながら試合は拮抗した展開になり、結果もほぼ五分なのですが、今年のファイナルもまさにその通りの試合でした。そして、勝利したバルサでしたがゴールを決めたのはペドロ、メッシと2人ともカンテラ出身の選手。バルサの選手育成、チームマネージメントの正しさが改めて証明された試合でもありました。