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サッカー・プレミアリーグプレビュー

 欧州サッカーも先週末にはドイツ、フランスリーグ等がスタートし、この週末にはイングランドプレミアリーグがスタート。今シーズンのプレミアリーグは「ビッグ4崩壊?」がテーマになるかと思います。
 まず昨シーズンまで3連覇、今年4連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドですが、このオフには主力のテベスロナウドを放出。代わりにオーウェンバレンシアを獲得して頭数は変わらないものの、戦力ダウンは明らか。また、昨シーズンまで3連覇を果たしたという事で選手たちの「優勝へのモチベーション」も若干弱くなっているんじゃないかと思います。
 そういうわけで、今シーズンは昨シーズン終盤までユナイテッドと優勝を争ったリバプールを優勝候補の1番手に推したいところですが、こちらもシャビ・アロンソアルベロアレアル・マドリーに放出。アクイラーニ、ジョンソンを獲得したものの、やはり戦力ダウンは否めない。ただ、リバプールここ20年くらいリーグ優勝が無く、「優勝へのモチベーション」という意味ではビッグ4の中でも1番かと思います。
 アーセナルは戦力的には↑の2チームよりも更に悲惨。アデバヨール、トウーレの攻守の主軸をよりによってマンチェスター・シティに放出。一昨シーズンオフのアンリ、昨シーズンオフのフラミニ、フレブとこのところ毎年主力を放出、年々戦力ダウン。正直現在のアーセナルにはリーグ優勝する力は無く、チャンピオンズリーグ出場権獲得が現実的な目標かと。
 これら3チームに比べるとチェルシーはこのオフは主力の放出はほとんど無く、新たにジルコフを獲得。チーム力は1番安定してると思います。ただ、このチームの最大の不安点は新監督アンチェロッティ。彼はミランでは輝かしい成績を残してますが、セリエA以外のリーグでの指揮は初めて(のはず)。ひとつ間違えれば、昨シーズンのフェリペの二の舞になる可能性も充分あるかと思います。
 これらビッグ4の牙城を崩す可能性のあるチームの1番手はやはり↑にも名前を上げたマンチェスター・シティ。このオフにはアデバヨールテベス、バリーら実力ある選手を多数獲得。少なくとも戦力的にはビッグ4にひけを取らないと思います。まだ優勝は厳しいとは思いますが、チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性は充分。また、昨シーズン好調だったエバートンアストンビラトットナムあたりも充分チャンピオンズリーグ圏内にランクインする可能性があると思います。
 ともあれ、今シーズンのプレミアリーグは例年以上の混戦模様で楽しみです(^-^)。