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2006年のアイドル界を振り返る(3)ドラマ編

 これも総論に書きましたが、今年もドラマではゴールデン・プライム枠で10代の娘の抜擢が目立ちました。1月スタートの「N’sあおい」の石原さとみちゃんを筆頭に、「ダンドリ」の榮倉奈々ちゃん、「セーラー服と機関銃」の長澤まさみちゃん、「鉄板少女アカネ!」の堀北真希ちゃん、「14歳の母」の志田未来ちゃんらが主役に。少し上の年代になりますが、「アテンションプリーズ」「下北サンデーズ」の上戸彩さん、「のだめカンタービレ」の上野樹里さんも入れればかなりの数。更に主役ではないものの、相武紗季ちゃん、新垣結衣ちゃんといったあたりもメインヒロインに抜擢。グラビア界とは逆に「O-16〜U-22」世代の活躍が目だった1年でした。 
 今年のベストドラマは言うまでも無く「ギャルサー」。出演するアイドルの量と質、そしてドラマの面白さと3拍子揃ったアイドルファンとしてはここ数年に無い大傑作でした。ぜひSPでもいいので続編希望。それに対して出演するアイドルの量・質では「ギャルサー」に勝るとも劣らなかったものの、ドラマの出来自体がイマイチだったのが「ダンドリ」。せつかくあれだけの面子を集めていたのに残念。まあ、更にグダグダの脚本で打ち切りになった「レガッタ」よりはマシでしたが(^^;)。
 今年のベストアクトレスを1人上げるとすれば、文句無く片瀬那奈さん。「小早川伸木の恋」と「鉄板少女アカネ!」でシリアスとコメディ、ベクトルは全く逆ですが両方でのブチギレた演技ぶり(^^;)は迫力満点でした。
 来年も10代の娘のドラマでの活躍が目立つと思いますが、個人的に来年1番注目したいのは多部未華子ちゃん。今年前半に放送された単発ドラマ「ブレスト」では印象深いです(この作品も続編or連ドラ化希望)。映画での活動が中心なのでドラマにはあまり出ないかも知れませんが、沢尻エリカちゃんのようにいきなりゴールデンの主役抜擢、あるいは秋スタートのNHK朝ドラ主役という可能性も充分あると思います。