明後日の１７日にいよいよスフィアリーグの５ｔｈステージが開催されるので、その展望を。それにしても、前回の４ｔｈステージが５月開催で、５ヶ月も間が空いてしまいました。当初は５ｔｈは夏開催予定でしたが。その間、グッドウィルカップやお台場冒険王があったとはいえ、ちょっと間が空きすぎかと。
さて、今大会の最大のトピックは今大会から起用される「１試合９人起用」ルール。つまり、１試合に最低でも９人の選手を起用しないといけないということで、これは特定の選手（＝傭兵）の能力によって勝負が決まるケースが多いスフィアリーグの現状へのひとつの対応策かと思います。このルールによってスフィアリーグの状況がどのように変わるか注目したいです。
さて優勝争いですが、上記のグッドウィルカップでは蹴竹Ｇが、お台場冒険王ではFANTASISTAと過去優勝経験のないチームが優勝し、各チームの力の差はますます近くなった感があります。また、３ｒｄ、４ｔｈステージと連覇したTEAMdreamが今大会も優勝すれば、年間王者も最終節の６ｔｈを待たずにほぼ確定。そういうわけで、「ストップTEAMdream」が過去の大会以上に重要なテーマになってきます。そのTEAMdreamはグッドウィルカップでは予選敗退、お台場冒険王では決勝に進出しながら優勝を逃したものの、やはり総合力では１番手。その対抗馬は夏のお台場で圧倒的な強さを見せ付けたFANTASISTAかと。ただ、FANTASISTAは前節リザーブから上がってきたということで、過去のパターンからすると、前回優勝のTEAMdreamと初戦で当たる可能性が高いんですよね。そうなるとこの試合が事実上の決勝戦となり、またこの両チームが潰しあうと他のチームにもチャンスがあるかも。
過去優勝経験のある古豪のガッタスとカレッツァですが、どちらも今大会は厳しいかと。ガッタスはやはり紺野あさ美ちゃんの抜けた穴が大きい。辻ちゃんには悪いけど、やはりゴレイロとしての安定感はあさ美ちゃんに比べて落ちる。さらに、万一辻ちゃんがケガでもしたら控えのゴレイロがおらず、是永美記ちゃんがゴレイロを務めなければならず、そうなると今度は攻撃力が落ちる。一方のカレッツァはグッドウィルカップでは予選敗退、お台場冒険王でも当初は予選敗退したものの、追加参戦した予選を勝ち抜いてかろうじて決勝進出。他チームの戦力アップに対して、伸び悩みは明らか。なんとか最終節まで年間王者決定を持ち越すためにも、この両チームには頑張ってほしいですが。
ともあれ、１７日は久々にCSの放送を見ながら極力リアルタイムで結果と感想をアップしていくつもりなので、CSをご覧になれない方は参照していただければと思います。
